パソコン甲子園とは
パソコン甲子園とは
コンピュータ理工学が専門の会津大学等によって主催・運営されるパソコン甲子園は、高校生と高等専門学校生(3年生まで)がプログラミング能力をはじめ、情報処理技術におけるアイデアや表現力等を競い合い、その経験を通して知識と技術を高めるICT分野の全国大会です。
全国の高校生、高等専門学校生等が、情報処理技術における優れたアイデアと表現力、プログラミング能力等を競い合うことにより、生徒自身のスキルアップを図るとともに、情報化社会を支える人材の裾野を広げることを目的としています。
パソコン甲子園の紹介(動画)
募集要項
※各部門・コンテストへの参加申込の際は、必ず各々の競技要項を確認してください。
競技部門
ポスタービジュアルコンテスト
参加資格
2024年度において、日本国内の高等学校及び高等専門学校の3年生までの者並びに
これらと同等と認められる学校・学年(中等教育学校の4~6年生、高等専修学校の3年生まで等)の者
参加申込について
- 学校長の許可を得た上で、責任者となる担当職員(プログラミング部門の場合は監督者)と連名で申し込んでください。なお、同一職員が複数のチームを担当しても構いません。
- ひとりの生徒が複数の部門に重複して参加申込することができます。ただし、同一部門において同じ生徒が複数のチームに所属することはできません。
- 一校当たりの参加申込チーム数及び応募数に制限はありません。
- 大会申込み、参加に係る経費(郵送料、通信料等)については、参加者の負担とします。
個人情報及び著作物の取り扱いについて
- 主催者がパソコン甲子園の開催に際して得た個人情報は、適正に取り扱っており、無断で第三者に提供することはありません。ただし、本選出場者及び「ポスタービジュアルコンテスト」の入選作品の作者については、参加申込書等に記載の内容に限り大会運営や広報のために公表することがあります。
- 本選で撮影した選手等の写真及び動画は、パソコン甲子園のWebサイト、パソコン甲子園YouTubeチャンネル、パソコン甲子園X(旧:Twitter)アカウントにおける投稿、本選配布用パンフレット及び大会レポートに掲載する予定です。パンフレット等には、「学校名」、「生徒氏名」及び「学年」を記載します。
- 大会を通して提出いただいた作品(ソースコード、アプリケーション、プレゼン資料、ポスタービジュアルコンテスト等)の著作権は参加者に帰属します。主催者は、大会運営等に役立てるため、参加者に許可を得ることなく、それらの提出物を利用又は公開する場合があります。
この個人情報の取扱いについてご承諾のうえ、参加申込みをしてください。
ご不明な点は、パソコン甲子園事務局までお問い合わせください。
予選・本選スケジュール
今年度の各部門の予選・本選スケジュールは下記のとおりです。
各部門によってスケジュールが異なりますので、ご注意ください。(いずれも予定)
プログラミング部門
参加申込受付期間 | 7月1日(月)~8月5日(月) |
---|---|
予選 | 9月16日(月・祝) |
本選出場チーム発表 | 9月24日(火) |
本選 | 11月2日(土)・3日(日) |
もうひとつの本選 | 11月2日(土) |
モバイル部門
企画書受付期間 | 5月7日(火)~7月1日(月) |
---|---|
本選出場チーム発表 | 7月22日(月) |
本選出場チーム作品制作期間 | 7月22日(月)~10月2日(水) |
事前チェック提出締切 | 10月2日(水) |
本選 | 11月2日(土)・3日(日・祝) |
ポスタービジュアルコンテスト
作品募集期間 | 5月7日(火)~9月2日(月) |
---|---|
入選作品発表 | 10月15日(火) |
※ASIAGRAPH高校生国際部門のスケジュールは、ASIAGRAPHのWebサイトをご覧ください。
審査委員
審査委員 | プロフィール | ||
---|---|---|---|
早稲田大学名誉教授 東京通信大学名誉教授 公益財団法人情報科学国際交流財団理事長 一般社団法人情報オリンピック日本委員会理事長 情報処理学会フェロー 日本ソフトウエア科学会評議員 |
中高生対象の情報オリンピック・大学生対象の大学対抗プログラミングコンテストICPCを主宰し、22歳以下対象のU-22プログラミングコンテスト・パソコン甲子園プログラミング部門の審査にあたるなど、長年にわたって情報分野における人材育成・教育に幅広く貢献している。 プログラミングの言語、方法、環境を研究。『基本プログラミング』他著書多数。 | ||
豊田工業大学 教授 | 2007年より、ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト(ICPC)アジア地区予選審判、2009年度同審判長を務める。 | ||
テクノロジージャーナリスト・コンサルタント 株式会社リボルバー社外取締役 金沢美術工芸大学名誉客員教授 グッドデザイン賞審査員 |
アップル、マイクロソフトやグーグルの成長など、30年にわたってテクノロジーの最前線を取材してきたジャーナリスト・コンサルタント。AIやバイオテクノロジーで世の中が根本から大きく変わりつつある今、「人々が豊かに暮らせる22世紀」を軸にそれに必要なテクノロジーや守るべき伝統などを取材/議論/発信している。 | ||
Tably株式会社 代表取締役 Global Hands-on VC Founding Partner Adobe Executive Fellow |
大学卒業後、外資系コンピューター企業に就職。ソフトウエアの研究開発に従事する。その後、外資系IT企業にて、プロダクトマネージャーやエンジニアリングマネージャーとして勤務の後、スタートアップを経て、独立。2019年1月、テクノロジーにより企業や社会の変革を支援するTably株式会社を設立。 | ||
会津大学短期大学部 産業情報学科 教授 | 筑波大学大学院修士課程芸術研究科視覚伝達デザイン修了後、広告出版会社での勤務などを経て2001年より現職。高校美術や中学社会の教員免許、財団法人画像情報教育振興協会認定CG講師など、基礎造形からデジタルデザインまで幅広い教育研究の事績多数。 | ||
会津大学短期大学部 産業情報学科 准教授 グラフィックデザイナー |
展覧会やアートイベントなどにおけるグラフィックデザイン(ポスター・フライヤー・カタログ・空間装飾など)を中心に、様々な制作活動を行っている。 |
大会を支えている会津大学教員
参加特典・各賞
参加特典
会津大学学校推薦型
選抜出願資格
条件
プログラミング部門において、本選出場者または本選出場者と同等であるとパソコン甲子園実行委員会が認めた者。
日本情報オリンピック
本選参加資格
条件
プログラミング部門グランプリ受賞者で3年生以下の者。
各賞及び副賞
プログラミング部門
グランプリ(福島県知事賞) | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として30万円) |
---|---|---|
準グランプリ(実行委員会会長賞) | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として20万円) |
第3位(実行委員会会長賞) | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として10万円) |
第4位~第8位 | 各1チーム | 賞状及び副賞 |
審査委員特別賞 | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として5万円) |
新人賞(1年生ペアのチームに、予選の成績を考慮し授与) | 全該当チーム | 副賞 |
※グランプリ、準グランプリ、第3位の受賞チームには、一般社団法人情報処理学会及び一般社団法人電子情報通信学会より若手奨励賞が贈られる
予定です。
モバイル部門
グランプリ(福島県知事賞) | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として30万円) |
---|---|---|
ベストアイデア賞 | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として10万円) |
ベストデザイン賞 | 1チーム | 楯、メダル及び副賞(奨学金として10万円) |
※グランプリ受賞チームには、一般社団法人情報処理学会及び一般社団法人電子情報通信学会より若手奨励賞が贈られる予定です。
ポスタービジュアルコンテスト
金賞 | 1点程度 | 賞状及び副賞(奨学金として3万円) |
---|---|---|
銀賞 | 2点程度 | 賞状及び副賞(奨学金として1万円) |
佳作 | 3点程度 | 賞状及び副賞(奨学金として5千円) |
上記以外にも、副賞が贈られる場合があります。
パソコン甲子園では、ご支援いただける協賛企業様を随時募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
協賛企業
協賛をご検討いただいている企業・団体の皆様へ
パソコン甲子園では、「全国の高校生、高等専門学校生等が、情報処理技術における優れたアイデアと表現力、プログラミング能力等を競い合うことにより、生徒自身のスキルアップを図るとともに、情報化社会を支える人材の裾野を広げる」という理念にご賛同いただき、高校生の学びの機会を提供するためにご支援いただける企業様・団体様を随時募集しております。概要は以下のとおりとなりますので、ぜひご覧ください。
SDGsへの取組み
パソコン甲子園では、2003年の第1回大会以来、大会開催を通じて、これからの日本を担う青少年の学びを支援してきました。今後も、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の達成のため、ICTスキルを有する若者の割合増加へ貢献して参ります。
プログラミング人材のニーズがますます高まる中、本大会は今後も事業を充実させ、持続可能な社会の担い手育成に貢献してまいります。
パソコン甲子園の社会貢献活動へご支援賜りますようお願い申し上げます。
主催者等
主催
共催
後援(予定)
- 文部科学省
- デジタル庁
- 公益財団法人全国商業高等学校協会
- 公益社団法人全国工業高等学校長協会
- 日本私立中学高等学校連合会
- 独立行政法人国立高等専門学校機構
- 一般社団法人福島県情報産業協会
- 特定非営利活動法人福島県ベンチャー・SOHO・テレワーカー共働機構
- 特定非営利活動法人会津NPOセンター
- 一般社団法人情報オリンピック日本委員会
- 特定非営利活動法人日本Androidの会
- 会津若松ワシントンホテル
- ふくしまFM
- テレビユー福島
- 日経ソフトウエア
- NTT東日本福島支店
- 株式会社福島銀行
- 福島中央テレビ
- 福島テレビ
- 福島放送
- ラジオ福島
- 一般社団法人宮城県情報サービス産業協会
- 株式会社東邦銀行
- NHK福島放送局
- 福島民報社
- 福島民友新聞社
- 独立行政法人情報処理推進機構
- 国立研究開発法人情報通信研究機構
- 一般社団法人情報処理学会
- 一般社団法人電子情報通信学会
過去のパソコン甲子園
パソコン甲子園は2003年から始まり、2024大会で22回目となる歴史ある大会です。
年々、競技レベルも高くなっており、ますます盛り上がりを見せています。